3月21日(日)

ここ半年でもかなりきつい二日酔いだ。昨晩の記憶を思い出すが、絶対に日本酒のせいだ。日本酒には良い思い出も悪い思い出もあるが、社会人1年目に新宿3丁目の「どん底」という店で悪い日本酒をたらふく飲まされてからしばらく距離を置いていた。最近よく飲むようになったのは特にこれといったきっかけは無いのだけど、「まあ大丈夫か」と思ったからであって、現にうまく付き合えばこれほど風情があってきりりと美味しくご飯にも合うお酒は無いのだが、昨晩は飲みすぎた、ただ、飲みすぎてしまった。井の頭、下北沢、おすすめ日本酒のコースで飲んだ。イノヘッドユーザーなんだからフルコースオーダーしますよそりゃ。

 

ブロッコリーとツナの混ぜ込みご飯と半熟卵を朝ごはんにいただいた。塩けとだしの味がきいていて美味かった。紅茶も入れてもらった(少し茶葉が少なかったけどあたたかくて優しい味だったな)。食後に少し休憩をして吉祥寺まで歩いた。曇り2/3の天気だったが春らしくのどかな空気だった。線路沿いの川ではカモメが水浴びをしていた。大きな丸い公園では家族づれがボールで遊んでいたり、男の子がラジコンを操作していた。みんな春だから浮かれていた。春になると街行く人々の服装がガラッと変わる。冬の間に着るのを楽しみにしていた洋服たちをやっと着ることができる幸せだ。カラフルなワンピースやシャツ、ブルージーンズがいっそう街に春らしさを与える。ユニクロでブルージーンズを買おうと思った。

 

中華屋で五目うどんを食べて、はらドーナツでお菓子を買って帰宅。ヴァイオレットエヴァーガーデンを7話まで見て昼寝をした。「愛してる」を知るために人の手紙の代筆をする仕事につく主人公の話。「愛してる」の意味を知るといえば「散歩する侵略者」もその意味を言葉では無い演出で伝えてくれた映画だった。宇宙から来た侵略者たちは人間の言語を吸収して侵略の準備を着々と進めていく。物語の終盤で松田龍平が演じる侵略者(人間に寄生するのだ..)が人間の妻の長澤まさみから「愛してる」を奪い(正確には受け取った)、そのとてつもなさに揺さぶられるのだが、この時の松田龍平の演技がいかにもな感じでとても印象に残っている。映画自体も変わった内容だったので当時かなり好きだった。アニメの主人公も無事に「愛してる」を感じることができるようになるのか、その後にどうするのだろうか、もう「愛してる」と言ってくれた少佐はいないというのに。

 

夜、月曜なのにハリーポッターの映画が宣伝のために放送されていたので観て寝た。ラストでダンブルドアが亡くなった後、みんなが天に杖をかざして光で闇を払うシーンがまるまるカットされていた。そりゃないよTBS。